焼き柿とブルーチーズ/ 10月23日(金)の食卓 くもり空
鎌倉の高橋家の庭でなった柿
朝、バナナのヨーグルトスープ、ぶどう
*
昼、ポトフ
*
何を作ろうか、と考えることがもうすっかり楽しみになってい
る。今日はAさんとHさんのお二人の予定だし、そろそろお鍋の
季節だから、この間頭をよぎった大きな肉団子と白菜の鍋を作
ることにする。
その中華屋は確か練馬区の端にあったと思う。
冬になると壁に張り出される「白菜大団子スープ」の文字。
肉団子を白菜で包み、とろとろになるまで煮た(もしくは蒸し
た)大きな白菜団子がラーメン丼の真ん中にどんと一つ盛られ
湯気を立てているスープは見た目も衝撃的だったけれど、なめ
らかな白菜と肉の食感が残る団子の舌ざわりのバランス、ほん
の少し八角の香りが立ち上るその味わいにも夢中になった。
冬にその店に行く事があれば必ず注文したし、夕食のために真
似をして作ってもみた。
けれど今我が家で作る白菜大団子スープは、肉団子と白菜を別
にするようになり形を変えた。
肉団子はバラ肉を包丁で小さな角切りにし、長ネギと生姜のみ
じん切り、醤油、塩、紹興酒、玉子と片栗粉を加えよく練る。
肉団子は表面が色づく程度に軽く油で揚げ、うっすらと醤油で
味をつけた水をボールに作り、団子を加えて二時間蒸す。
多少手間と時間はかかるもののその味わいは格別。
土鍋にはった醤油で味付けをした鶏のスープにも紹興酒を使う
から、紹興酒はもちろん、日本酒の古酒にも合う。
*
Aさんのお昼(Hさんはいらっしゃらなかった)、大きな肉団子
と白菜の鍋、高菜のおにぎり
*
柿とブルーチーズを合わせたひと皿を作りたい、と思っていた
時、鈴子さんから「庭でなった柿はいりませんか?」とメイル
が届く。大きく手をあげて「是非!」とお願いをする。
届いた柿は、不作で見た目もよくないと聞いていたのに、なん
とも美しい。
鈴子さんのおうちでは柿を炭焼きにして召し上がるらしい。
一筆箋には----焼柿は大江戸料理帖にありました。皮つきを四つ
割で 焼きながらそのまま 冷水で(急冷する)ペーパーでふ
き冷蔵庫へ 焼きざましを お好みでどうぞ とても甘くなり
ます---としるされていた。
それにしても「焼きざまし」という言葉の響きのよいこと。
来週人が来た時に炭を熾して、みんなでいただくことにしたい。
今夜は塩と胡椒をした柿をオリーブオイルで焼き、ブルーチーズ
と合わせて。
*
夜、お昼のお鍋とおにぎりの残り、焼き柿とブルーチーズの皿
----朝食----
バナナのヨーグルトスープ
ぶどう
----昼食----
ポトフ
----Aさんのお昼----
大きな肉団子と白菜の鍋
高菜のおにぎり
(肉団子は土鍋にはったスープに入れて数分味を馴染ませる。
白菜はあらかじめ土鍋でとろとろになるまで煮ておく)
----夕食----
お鍋とおにぎりの残ったの
柿とブルーチーズの皿
ブルーチーズはちょっと強すぎた。
セミハード系のチーズが合いそうだけれど、なんだろう。
合わせた日本酒は、萩の露の「雨垂れ石を穿つ」。
貴腐ワインにも合いそう。
ある方のブログで、柿と春菊、チーズとナッツを混ぜたサラダも見かけて…
今日は柿のサラダにしようかな…
因みに夫は、果物系の入ったサラダは絶対に食べないのです。
おかずかデザートかツマミか分からん…だそうです。
今日は一人ご飯なので心おきなく。
「焼きざまし」にした柿だとシャープなお味のブルーチーズも合わせやすいです。生の柿にどんなチーズがよいか思案中。フルムダンベールという、少し酸味のあるブルーチーズならいいかも‥
tanatさま:
いますいますそういう殿方!梨やリンゴの入ったサラダはもってのほか、酢豚のパインもよけてました(-_-#)
柿と春菊、クルミ‥おいしそう、やってみます。
柿と春菊!は香りのコンビネーションがよさそうですね!
ナッツも合いそうです。ほんの少しだけスパイスを加えたくなってしまいます。
盛りつけてから、包丁で叩いた、ブラックペッパーをパラリと散らす、とか。
うちは逆です。わたしが苦手でした。ポテトサラダにリンゴが入っているともう涙目です。
酢豚にパインも天敵!!
相方さんは果物が好きな人です。イチジクと生ハムとか、リンゴと豚肉とか。
今はわたしも好きになりました。
ブルーチーズの上に熱々の柿をのせたものだから、チーズの匂いが立ち過ぎちゃった感じでした。
フルムダンベール!すきです。熱燗にぴっっったり・・・(遠い目)。
ちなみにこの柿に使ったのは、ゴルゴンゾーラのピカンテ、でした。
ともかく今夜「焼きざまし」を作ってみます。セージは合わないかなあ・・・(ぶつぶつ)
でもそうすると熱燗に合わなくなるかなあ・・・(ぶつぶつ)