どら焼きの用意/一月三日(日)の食卓 晴れ
白小豆
どら焼きを作ろうと思い立った。
餡は備中の白小豆。白餡のどら焼きだ。
喪中だから、お元日は白い食卓にしたかったのだ(喪中のお料理
を知らないという理由で)。
蕪の菊花、穴子の白焼き、白いかまぼこ、お雑煮は鶏肉少々に白
い長ネギ、煮物も白醤油で味付けをして、甘味はとらやの花びら
餅に代えて白餡のどら焼きを甘いものが好きだった故人に供えよ
う、などと妄想していた。
けれど、実際は年が明けてから年越し蕎麦をいただいて、鯖の棒
寿司でお腹がはちきれた。
蕪の菊花と白いかまぼこまでは妄想通りに食卓にあがったけれど、
ほかはいつもとあまり変わらない。
それにどら焼きまで手が回らなかったから、三日になってからお
豆に水をしている。
このところの食べ過ぎで体がちょっと疲れているから、今日は餡
を作るところまでにして、どら焼きにするのは明日にする。
----昼ごはん----
きのうはIさんのお宅で、お腹いっぱいいただいて、ちょっと苦しい。
「おうどんなんかがいいね」という人の意見に賛成して、あっさり
した味付けの鍋焼きうどん。
油麩は鈴子さんからのいただきもの。
----お夕飯-----
お肉の代わりに油麩を使ったお雑煮、煮物、白いかまぼこ