日々の皿

2016年7月2日(土)  晴れ  31℃

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今日はちょっと出遅れた。土曜日の市場は警備の人が出るほ

ど賑わっている。

一番人気はマグロ屋で、解体をしている店の前には必ず円陣

が出来ている。二番人気は鰻や穴子屋、長いものをさばいて

いる店。魚をさばいている店の前ではたいがい人が溜まって

いるし、発泡スチロールでうねっている蛸も人を寄せている

マグロは大きいしその解体は見事で、見ている人たちも晴れ

やかな顔をして、ときどき拍手があがったりしてまるでショ

ーだ。

けれど、活け締めにされた魚が赤黒い血の海で何尾も何尾も

音を立てて暴れている店の前ではどこの国の人も複雑そうな、

憂いのある表情を浮かべている。

死んでいく魚たちと血がまっすぐに迫ってきて、わたしもそ

の光景に慣れることができない。

だから、じっくり見たい気持ちはとってもわかるんだけれど、

譲り合わないと行き交えない狭い通路で立ち止まっていると

全体が詰まってしまうのだ。一人や二人なら体を差し込むけ

れど、あんまり人が多い時は声をかける(日本語で)。そう

すると、たいがい「はっ」と我に返って端に寄ってくれるの

だけど、それにしても、物珍しさはあるとして、あれほど人

を惹き付けるのは何故なんだろうなあ。


そろそろおいしいカマスが出てきてもいいころ、なければイ

ワシかアジと決めて、住定さんに向かう。

「おお、おお、土曜日は大変だろう。通れないだろうよお」

「魚、見ててよ、見ててよ、見ててよ、しっかり見ててよ」

といつも張り切っていて、真剣で、住定さんに来るとにこに

こしてしまう。

張り切って魚を見たけれど、希望の魚はみな売り切れていた。

キラッキラした鰹が目に入る。たぶん二キロくらい。千葉は

勝浦で揚がった鰹だ「いいよー、いいよー、この鰹は最高!

負けといてやる、明日休みだから!」今日は殊にご機嫌だ。

2.3キロ、キロ710円。鰹と氷をいれた市場籠が、腕にずしっ、

とくる。


体重  ±0



----昼----

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○キムチスパゲッティ

○ゴーヤとトマトのピクルス


「昼はキムチスパゲッティです」と言うと、口を半開きにして困

ったような顔をする。

「たらこスパゲッティは食べられる?」(うなずく)「だったら

辛子明太子スパゲッティは好き?」(うなずく)「辛子明太子が

ないからキムチを入れるの」(?)。

最後のところは口からでまかせで、キムチスパゲッティに近づい

てもらうための方便だけど(方便にもなってないけど)、材料は、

醗酵して酸味が出てきたキムチ、たらこ、バター。

けっこう、いけます。


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----夜----


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○鰹たたき 

 付け合わせの野菜は

 コリアンダー、ロケット、ミョウガ、オオバ。

 お醤油とレモン1:1のたれを添えて。

○鰹刺身

これで半身。

残りの半身は塩をあてて真空にし、保存する。


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○鰹の中落ちの塩締め

 (塩締めはtanatさんの方法です


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○枝豆豆腐 

 ビールはアルコールフリー(一杯めは騙されて飲めます)









by hibinosara | 2016-07-10 08:27 | Comments(2)
Commented by tanat6 at 2016-07-10 22:30
キムチスパゲティとは 全く思いつきませんでした。
材料は全て冷蔵庫にあります。
作ってみなくては…

鮪も鰹も 中落ちって美味しいですよね。
先月 東京に行った時は 朝早く起きて築地に行こうと思っていたのに、爆睡していました(笑)

リンクありがとうございました。
Commented by hibinosara at 2016-07-11 07:05
tanatさま
学生が好みそうなジャンク系の味ですけれど、なかなかおいしかったです。

ねっとりした中落ちが好きです。鰹は思いつきもしなかったので、感謝しています。

東京での日々、お忙しそうでしたね。
11月初旬まで場内はあります。お時間ありましたら是非また。