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日々の皿

2016年7月4日(月)  晴れ  34℃

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カボチャ 






扇風機を出して風の動きを作る。

今日も暑くなりそう。


夕方突如バチバチと、大粒の雫が落ちてくる音に上の階の

人が勢いよく緑に水やりをしていると思っていたけれど、

誰かが「雨だ!」と叫んだ。

ベランダに出ると、真っ黒な川がゆっくり浮かび、沈みし

てうねっている。

ちちゃんが今日は蟹座の新月だから心が揺れるらしいと言

っていたけれど、川にも影響あるんだろうか。

吸い込まれそうで、こわい。

陽が落ちる頃また川を見に出ると、派手な電飾をつけた遊覧

船が、凪いだ川をするすると走って東京湾に向かって行った。


愛ちゃんの夢に合わせて、カボチャを切る。

淳さんもちちゃんもたくやさんもいて、私がものすごくたく

さんの揚げものをしている夢を見たんだそうだ(いいな、楽

しそう)。

特においしかったのは牡蠣とコロッケで、驚いたのは巨大カ

ボチャ。わたしはそれを板こんにゃくの厚さに切って揚げて

いたそう。

今朝ちょうど市場でカボチャを求めたので(巨大ではないけ

れど)同じくらいの厚さに切って、揚げる。

ほこほこして、とってもおいしかった。


ご飯が終わった夜、電燈を一つだけにしてロウソクを灯す。

風にゆらいで涼しげだ。

強い風が吹くと、線香花火ほどの炎が芯にしがみつくように

して、消えたかな、と思うころゆらゆらゆらめいて、大きく

灯る。というような繰り返しをお腹いっぱいのぼーっとした

頭でみていると、なんていうこともないのだけれど、いい夜

だった。


体重 +100g                      

----昼----


○ジャージャー麺

○若布酢

○ベランダトマトと枝豆のサラダ

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肉みそを作ると、夏だ!この季節がやってきた!と思う(そん

なふうなことで夏中盛り上がっているような気もするけれど)。

母の作るジャージャー麺は海鮮で、日本の味噌で作る。麺はう

どん、盛りつけて最後に千切りにしたキュウリをのせる。キュ

ウリを合わせるところは同じだけれど、娘のジャージャー麺は、

ひき肉で作る。麺はラーメンかうどんで、今日は冷凍保存して

おいた常陸大宮の生うどん。

味付けはその時によって変わる。本日は甜麺醤、醤油、鮎の魚

醤で、長ネギ、ニンニク、生姜も多めに加える。

ジャージャーの中国語表記は「炸醤」で、翻訳機にかけると

「味噌炒め」という意味らしいけど、なんとなくすっきりしな

い、なあ。バリエーションがあるのかな。


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----夜----

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○夢の、板こんにゃく厚さのカボチャの素揚げ お塩で


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○板ずりキュウリ 黒大豆味噌は母作


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○茄子揚げびたし


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○カツオの立田揚げ


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○醤油とショウガ汁につけて保存しておいた鰹の血合いの煮物。

 生姜と実山椒を効かせて。


 カツオの血合いを噛み締めると、脳天に向かってなにかがズーンと駆け上って行った。

あれはたぶん高速で回遊する鰹のエネルギーだと思う。あーびっくりした。

 結局酒盗は作らずじまい。

腸はわかったけれど、ほかの臓器の見分けがつかなくて、その時根気もなくて。


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by hibinosara | 2016-07-12 19:20 | Comments(0)