2016年11月6日(日) 晴れ 21/10℃
シマアジ
お山からトーマス・ルフのチケットが届く。
壁に貼ってあるチラシの上に、同じ女の顔が印刷されたチケ
ットをピンでとめる。
いい天気だ。
晩秋の太陽が机の上のガラスの花瓶やコップやヒロポンのち
っちゃな瓶や白イカの骨やらを強い光で透過して、反射した
水面みたいに輝いている。
モンゴウイカの骨をなんとかせねばな。
この間の夜、ただごとではない深い、深いたくやさんのため
息が聞こえて走り寄ると、モンゴウイカの骨をブラインドを
さげるときに破壊してしまった、と暗がりのなかで苦しそう
な気を発している。
「ごめんなさい」と何度も謝って気の毒なくらいだった。
N美ちゃんが鳴門金時をぶらさげて遊びにきてくれた。
今日はイキのよいシマアジがある。
四国の黒潮町で揚がった身がきゅっと硬くしまったシマアジは
発砲スチロールの中にきっちり並んで虹色に光っていた。
確かシマアジの旬は夏から秋と頭をよぎったけれど、この所海
温が上がって脂ののり具合も、それぞれの漁場で獲れる魚も変
わってきているらしいし、なんといっても住定さんが勧めるく
らいだから、おいしいに違いないと一尾求めた。
そして、ずうずうしくもN美ちゃんに「さばいて下さい」とお願
いして、わたしたち二人は見学。
今夜もまた鮮やかな包丁づかい。
――朝----
○無花果のジャムとヨーグルト
――昼----
○白いかのドライカレー
ドライカレーってなんなんだろうなあ。
「ドライカレー基準」っていうのをそのうち調べてみよ。
お店のドライカレーだってけっこうウエットだし、
今日のドライカレーはカレーをまぜただけだし。
ふーむ。
カレーチャーハンみたいなものをドライカレーと呼ぶのかしら。
――夜----
N美ちゃんと三人で。
○トスカーナ風フライドポテト
○カキフライ 今年一番!とN美ちゃん。
住定さんの牡蠣は大きくてぷりっとして、よい香りがします。
○シマアジお造り
○ほか失念 えーっと、ご飯とお味噌汁はお出ししました。
シマアジ、味が濃くておいしかったなあ。
N美ちゃん、ありがとう。
お久しぶりです!
外国の珍しいお食事や、帰国された食卓風景などを、食い入るように拝見しています。
一覧にカテゴリが表示されるのですね。
ちょっと一杯の「ホタルイカ」が‥‥‥おいしそうです。
今後ともよろしくお願いいたします。