日々の皿

2017年4月1日(土)  くもり  9/5℃


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かき菜





ひさしぶりのポンチ軒。

ちなみに揚げ物のおいしいポンチ軒は小川町にあります。

読み方は「おがわまち」です。

ずっと「おがわちょう」と発音していたのですが、いつだっ

たか老舗の菓子屋で和菓子を求めるついでに、道を尋ねた時

直されました。

「お・が・わ・ま・ち」とあからさまに嫌な顔をして「こな

いだなんか、そこの交差点で婦警がさ、おがわちょう、おが

わちょうって拡声器で連呼しやがるんだよ、やんなっちゃう

ねえ」と頭を剃った丸坊主の作務衣を着込んだ店主が、気持

ちのよい江戸弁でおっしゃいました。

そういえば最近、江戸弁もあまり聞かなくなりました。

つんのめりながら話して、一人でぼけとつっこみ、落語を聞

いているみたいで、おもしろいのになあ。


カウンターの隣の席の男の人の鼻から漏れ出る吐息が耳に伝

わってくる。

「うん」「うん」「うん」「うん」

幸せそうに頬張って、カツカレーにひたっている。

その隣の女の人も、これまた幸せそうな笑顔でカツカレーを

スプーンですくって口に運んでいる。

幸福感がこちらまで伝わって、わたしにも早くカツを!と待

ちきれない。

ポンチ軒に行く前に大げんかをして、こんな気持ちでおいし

くなんか食べられないぜよ、とビールをぐいぐい飲んでキム

チもばりばり食べて、さいしょのうちはかたくなだったのに、

じわじわと、匂いに負け、じわじわと、吐息に負け、じわじ

わと、笑顔に負け、特上ロースが目の前に差し出されたとき、

恥ずかしいくらい抑えようもなく、さーっと気持ちが晴れて

にこにこが止まらなかった。


いちねんぶり位に、大坊さんの珈琲をいただく。

開店よりすこし前に入れてもらえたから、すこし言葉をかわ

せたけれど、あっという間に人が並んで、滞在時間は15分

ほど。

たくやさんもわたしも4番を飲んだ。

正木春蔵のデミタスカップがなつかしい。

大坊珈琲の記憶の修復をする。


ポンチ軒で

特上ロース ふたりとも

わたしは ビール1本とキムチ付き

おいしかったなあ。



お腹がいっぱいだから簡単にしちゃおう、とナポリタン。

ブカティーニで作ったけれど、太くてフォークにまけないし、

すすろうとすると空気ばかりが入ってくる。

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by hibinosara | 2017-04-08 06:38 | Comments(0)