日々の皿

2017年4月5日(水)  うすぐもり  21/8℃

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氷川下十番地 期間限定さくらブルボン Lさんからのいただきもの。






メジちゃんは朝早くちょこっと来てすぐに飛んで行った。

うっすらと声は聞こえるから、きのうもしたようにベランダ

の手すりから大きく仰向けに乗り出して見上げると、上の階

のあたりで、メジちゃんたちは縄張り争いをして追いかけっ

こをしている。メジちゃんは、体に対して翼が大きから飛ん

でいるとすぐにわかる。

上にはうちよりおいしい柑橘があるのかもしれない。

はっさくやオレンジより嬉々と嘴をさしこんでいた果肉のや

わらかい温州ミカンみかんをあげていたけれど、スーパーで

もほとんど見なくなり、毎週木曜日に食料品を積んで巡回し

てくるおじさんのトラックに見かけるくらいで、季節の終わ

りになりつつあるみかんはメジちゃんにとってもうあまり美

味しいと感じなくなっていたのかも。

柳にぶら下げた温州みかんのブランコだけがむなしく風に揺

れている。


なにがいいのか考えていたコちゃんの入学のお祝いにようや

く閃きが来たので出かけた。

奈良の麻で有名なその店に行く度に気持ちよさそうだなあと、

見上げたり(夏は天井からぶら下げていた)触れたりしてい

たハンカチを12枚。

さらさらした麻と爽やかな色が箱に並ぶと綺麗だと思って。

毎日使うものでもあるし。

お店の人に相談をして箱を見繕ってもらい、色と素材を合わ

て詰めてみたけれどどこか決まらない。レジに持って行くと、

さっきとは違う女の人が首をかしげて、2枚減らしてすっき

りさせて、並べ替えてみたけれどいま一つ。思わず「空みた

いな女の子なんです」と言うと、じっとハンカチの並びを見

ていた人の表情がキラリとした。「こんな色」と一枚のハン

カチのブルーを指差して、きりりと晴れた空によい風がシュ

ウと吹いているような爽やかな印象にしたいんです、と付け

加えると、満面の笑みを浮かべて、そこから早かった。

手がぱぱぱぱと動き、集中した横顔でハンカチを入れ替え並

べ替え、さらにハンカチの棚の前に二人で並びこの色はあの

色はと手を入れて、パズルがきれいにおさまるようにピタリ

と決まった瞬間同時に「あ」と声がでて、「これですねえ」

と顔を見合わせた。

たのしい買い物だったなあ。

コちゃん、喜んでくれるとうれしいな。



・Lさんからいただいた、珈琲から朝をはじめる

 よい香り


・オレンジジュース

・キュウイとクリームチーズのサンドイッチ

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・近所の中華屋さんで

 野菜炒め 餃子 うま煮そば 生ビール


 中華料理屋さんはずいぶん悲しい味だった。

 町の中華屋はあれが普通だよ、とたくやさんは言うけれど。

 帰りがけコンビニでおにぎりを買って一人マンションのテラス

 に向かい、夜の桜と行き来する船を見ながら口直しをする。

 おにぎりにはポイントがあり、工夫があった。

 塩加減とか口に入れたときにどう感じるかとか。

 気がすむ。




by hibinosara | 2017-04-12 09:07 | Comments(0)