日々の皿

2017年4月12日(水)  晴れ  22/8℃

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レモン






薄切りにした新生姜に雪を積もらせるように一面グラニュー糖

を敷き詰め、一晩置いて砂糖を溶かす。

火にかけて最初は強火、煮立てば蓋をして弱火でコトコト煮る。

少しとろみがつけば、レモン1個分の果汁を絞り込んで一気に

強火にして火を止める。

けれど今朝は、さつまいものジャムを作るのに集中して、新生

姜のジャムのことはすっかり頭から抜け落ちていた。

甘く煮詰まった匂いが鼻先に漂って、はっ、とした時には焦げ

る寸前。急いでレモン果汁をくわえる。

けれどこれがおいしかった。

繊細さには欠けるけれど、水分量が少ない分濃厚で、味の濃い

ざっくりしたパンに合わせるなら断然こっちが合う。

疲れているときにはそのまま食べてもきっとおいしい。

レモンの皮は果汁を絞る前に薄く剥ぎ取ってオリーブオイルに

浸した。1週間もすれば、フレーバーオイルができる。

春の野菜は一年の中で一番鮮やかな匂いを立ち上らせているか

ら、サラダのオイルはそれに合わせたくて。


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八百屋から帰ってくると、N美ちゃんから野菜いりませんかー

と電話。

ありがたく拝受。

どうしてかN美ちゃんが来てくれるときは、冷蔵庫がガランと

している。今日は常備菜の一つもない。

ビールとフェタチーズ、それからN美ちゃんがもってきてくれ

た味付け海苔をばりばり食べながらおしゃべりをする。

N美ちゃんが去年くれた、ちいさなクルミの木が春らしく芽を

吹いているのを、うれしそうな顔つきでベランダに見に行った。


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セロリ、アスパラ、ニンジン、ミニきゅうり、チンゲンツァイ、レタス、ワカメ、などなど ありがとう




・ニンジンとトマトのスウプ

 スープストックを切らしているのでローリエとオレガノに助けてもらう。

 スパイス調合師の日沼さんによれば、この二つのハーブからはよく「ダシ」

 が出るんだそう。言われてみれば、確かにそう。「ダシ」という捉え方が

 しっくりくる。トマトも「ダシ」の一種だな。


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・さつまいものジャムのサンドイッチ

 さつまいもは石鍋でじっくり焼き甘みを引き出す。

 皮を剥き、つぶし、メープルシロップを加える。

 170℃で10分ローストしたアーモンドとくるみ、

 ピスタチオとドライブルーベリーを加え、黒胡椒を挽き、混ぜ合わせ、トーストしたパンに挟む。

 今日は食パンしかなかったけれど、ざっくりしたパンに塗るときっともっとおいしい。

 ざっくりは近所に売ってないから、東京駅そばのパン屋まで行ってこよ。


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おやつ

朝のさつまいものジャムにブルーベリージャムを加えた、紫色のジャムを

パンに塗り、ピスタチオのグリーンを散らす。


N美ちゃんとおしゃべりをしているときモールス信号のように「とんかつ」

「とんかつ」「とんかつ」「とんかつ」と頭にその言葉が響いていたのだ

けれど、発信元はたくやさんだった。

N美ちゃんが帰ってご飯支度にかかろうとすると「とんかつ食べに行こ」と

言った。

時々こういうことがあるけれど、どっちが先に送ったのかわからない時もあ

って、頭に思い浮かんでいることが自分の考えなのか相手の考えなのかはっ

きりしないことも多い。曖昧。

長く一緒に暮らすって、おもしろい。

全く似てない二人なのになあ。


たくやさん カツ煮定食

わたし   ひれかつ丼


帰り道買い物。

たくやさん マスク

わたし   糸こんにゃく








by hibinosara | 2017-04-19 14:51 | Comments(0)