日々の皿

2017年6月13日(火)  くもり  19/15℃

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肌がひりひりするほど寒い。

外に出るとその寒さは一層で、首に何か巻いてくるとよかったと

後悔するほど。

市場の手相観に手をあずけている人がいた。前を通ったとき「こ

のところ生きる勇気が出てきた」という声が聞こえた。いつも座

っている椅子をゆずり、手相観はしゃがんで客の顔を見上げちい

さく頷きながら相談事を聞いていた。


あれほど熱狂していた胡瓜への情熱が今日はない。

体は正直。



・黒ごま餅

 暑くなる前にお餅を食べきってしまいたい。今日のような

 うすら寒い日はお餅日和。ごまは、黒きび糖と醤油の味。

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・あたたかいジャージャー麺

 みじん切りにした生姜、大蒜、長ネギを油で炒め香りを出す。

 冷凍にしてすこしずつためておいた干し椎茸や生椎茸の軸のみじん切り

 を加えてよく炒める。豚ひき肉を加え、完全に火が通るまで炒めたら酒と

 味噌を加える。

 味噌は三種類使った。甜麵醬、合わせ味噌、みそだまり。

 火を弱め蓋をし、5分ほど煮詰めたら甘みにみりんをかけ回し、さらに

 1分ほど全体を合わせるように炒める。

 寒いといってよいほどの気温なので、うどんは冷やさずあたたかいまま

 皿に盛り、あたたかい味噌をたっぷりのせる。

 薬味は胡瓜と大葉、白髪ネギ。

 ジャージャー麺は母の味でもある。

 母のジャージャー麺は海鮮で、帆立や蟹がたっぷり入っていた。

 甘口の味噌を使って淡い色をしていたから、見た目はよくない。

 同級生と家で宿題をしているとよく作ってくれたが、たいがい友達はそ

 の見た目にさいしょすこし引き、おそるおそる口にしてほっとした顔を

 すると勢いよく食べ始めた。。

 わたしはそのジャージャー麺が好物だったけれど、帆立の「舌」の独特

 の風味とぬるりとした食感が苦手で、おいしいと気持ち悪いをないまぜ

 にしながら、それでもいつもたっぷり食べた。

 母のジャージャー麺はいつも温かく、千切りの胡瓜の冷たさが冴えた。

 母のジャージャー麺、いつか作ってみよう。


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・カツオ刺身

・ウニ

・イワシ鯨のユッケ 生姜添え 

・海苔のナムル

・焼き厚揚げ 


スーパーでちいさな子供のおかあさんが「もう、今日はお刺身にしようねー」

なんていう会話を時々耳にするけれど、よくわかる。

切るだけだし、切ってあるのなら皿に盛り付けるだけの手間ですむ。

うちも今夜はほぼ盛り付けだけ。

明日は市場が休みだからカツオにウニに鯨、それから真蛸に若芽まで一盛り

にしておどろくほど安くなっていた。

鯨が食卓にあがるのは、髭の人と一緒に暮らしてからはじめてのこと。


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by hibinosara | 2017-06-17 09:17 | Comments(0)