7月5日(水) 31/22℃ くもり
八百屋の軒先にクレオパトラえんどう豆が並びはじめて、去
年この豆をはじめて目にした時のことを思い出す。
店でもクレオパトラは扱ったことのない野菜で、だからよけ
いに深く付き合ったのか最初、サヤも食べられるとおしえて
くれた。ご飯を炊いて一晩おくとお赤飯になると、じぶんの
家の炊飯器の写真を置いたりもしていた。
けっきょく、サヤは固くて食べられるようなものではなかっ
たし、うちには炊飯器がないからお赤飯はできなかったのだ
けれど、その思い出があるから懐かしくて今年もまた、と手
に取る。
お豆ご飯にしたクレオパトラは、目を見開くほど味が濃かった。
なにがどう違うのかわからないけれど、静岡の農家さんも去年
ははじめてつくるクレオパトラだったから、なにか掴んだのか
もしれない。受ける方もなにか掴まないと。
いちゃんがお土産にくださった紫玉ねぎは、存在感がすごかっ
た。静かな土のなかでゆっくりと深い呼吸を続けていたような
気配があり、力強い。穏やかな広い背中をもつお坊さまのよう
な佇まいもあり、しぜんと感謝の気持ちがわいてくる。
思わず手を合わせてから包丁を入れ、アチャールを作りました。
アチャールは南インド料理屋のラム肉などの付け合わせに付い
てくるピクルス。塩とレモンで調味しておけば、和の料理にも
合うし、クミンシードとコリアンダーのみじん切りを加えると
異国情緒が現れます。
一週間は持ちます。
朝
バケットに、ホイップハニー、イチジクのジャム、キンカンの
はちみつ漬けにミント、杏ジャム
昼
・穴子入り出汁巻き卵
・いわしさっと煮
・いもがらと油揚げの煮物
・いもがらの酢の物
・クレオパトラエンドウごはん
・しじみ汁
クレオパトラ、豆の味が濃い。
凝縮されたような味わい。
夜
・野菜カレー
スパイスはおとなしめ。
まずは外せない、ターメリック、クミン、ジンジャー、カイエンヌペッパー。
コリアンダーも合わないはずはないと加え、カルダモンを迷いながら少々。
ローリエを1枚。
野菜は、玉ねぎ、パプリカ、ナス、ズッキーニ、トマト、それから
ブラックオリーブ。ラタトゥイユと同じ。
・豚肉のデュカがけ
・紫玉ねぎのアチャール