日々の皿

12月3日(日)  晴れ  13/5℃

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灰色の雲に太陽がまるい光をにじませている。

その空を切るように黒いカラスが急上昇して、一息つく間もなく

急下降して行った。

今朝の川は青緑色をたたえて静かに光をはなっている。水がきれ

いになってきたんだろうか。

きのうの玉ねぎペーストの続きを、同じ動きを繰り返す影絵のよ

うに、髭の人が窓際の電磁調理器の前でヘラを動かし続けている。

嵩が減ると、高さの低い鍋に移してさらに水分を飛ばす。

カレーにするにはもう少し炒めてもよいけれど、オニオングラタ

ンスウプを作るなら十分な色に仕上がり、味見をすると時間が生

み出したたっぷりとした風味に育っていた。

このままカリッと焼いたバケットに塗ってもおいしいだろうなあ。

午後はよく晴れた。

太陽が顔を出して、川向こうの銀杏の葉を黄金色に輝かせている。

今日まで開催のクートラス展に出かける。

大きな横断歩道を渡ると、日曜日のせいもあるけれど閑散として

、空気もキリッとして、まるでもうお正月がやってきたようだっ

た。小さな子どもが銀杏の落ち葉のなかで、落ち葉をかき集めて

はうんと高いところまで手を伸ばし散らす、を何度も飽きずにた

のしそうに遊んでいるのを見ていると、ふと、明々後日岩手に立

つことを思い出して、胸がキュっといった。

橋を渡って帰ってくるとき、大きなお月さまがのぼってくるとこ

ろだった。

橋を渡っている人は、次々に「はぁっ」と息を呑み、立ち止まり、

見とれ、ある人はただ「月」とつぶやき、ある人は誰かに電話を

かけ、ある人は「見てみて!」と隣の人に告げた。



夜、食事の支度をしている時に「おこられる」と消え入るような

声で母から電話。

キャッシュカードが入っているカード入れをどこかで落としたん

だそう。


ひーよがかわいい。

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昼は

リクエストのすいとん

すいとんは地粉8:葛粉2

今度は強力粉100%にしてみる。

もっと野暮ったいすいとんを作りたい。



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夜は

今年お初のオニオングラタンスープ

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豚ばら肉と焼きリンゴの赤煮

バラ肉は肉チョッパーで徹底的に柔らかくする。

塩をすり込んだ肉の両面に焦げ目をつける、赤ワインを加え

アルコールを飛ばす。灰汁を取り、棗、肉桂、クローブ、ロ

ーリエ、黒胡椒ホール、黒砂糖塊小を加え、150℃のオー

ブンで約1時間煮込む。

鍋を火にかけ、切り分けて蜂蜜をまぶしておいた焼きリンゴ

と干しぶどうを加え10分ほど馴染ませ、塩で調味する。

いつかどこかのフレンチで食べた煮込みを思い出しながら。

なかなか美味しかったけれど、あちらは何かもっと複雑で奥

行きのある味わいだった。

食べながら、タイムやプルーンも入っていたことを思い出す。

ソースはフレンチらしくこっくりして、店内が暗いこともあ

ったけれど、血の皿のようにも見えた。

他に

・グリルドポテト

・バケット


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by hibinosara | 2017-12-10 07:02 | Comments(0)