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日々の皿

1月16日(火)  晴れのちくもり  14/1℃

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「きゅー」餅の膨らむ音なんて久しぶりに聞く。

今朝も豆餅が朝食。うれしいなあ。

帰ってから「きりたんぽ」を作ろうなんていうのは無理だから、

米を炊き、米を半ごろしにし、まるいおにぎりをつくり、棒に

「ガマ」の形につけ、あとは炭を熾して焼くだけにして、わた

したちは世田谷ボロ市へ。

すごい人出だった。ただ人の波に身を任せた。そしてほんとう

にボロ市で、心動かされるものがなく、そうなるとなんとか心

動かされたいと思うもので髭の人までが「なにかないのか」と

探し始めた。

流浪に流浪を重ね上町につくころ、なにかよい気配。なにかあ

りそうな気配。漆器に皿、まな板にわっぱ。買い食いしたいと

そそられる店。

分厚いまな板を1枚買う。

世田谷ボロ市のくすだまのリボンもゆらり風に揺れていて、だ

んだん楽しくなった。

そして、大きな通りにさしかかったときわたしの動物は「クン」

と鼻を天に向け匂いをかぎ始める。「キートンがある臭い」「

きっとキートンは近い」と、くんくん匂いを嗅いでこっちこっ

ちと誘導する。いつかいづみちゃんと来た民芸キートン。ボロ

市にも来たかったけれど、キートンにも来たかったのだった。

店主は相変わらず美人で感じよく、気持ちよく、男っぽかった。

店は混雑していた。

中皿と小皿と箸を買うと、棚から買った小皿と同じのを取って

「最後の一枚なのでお使いください」と言われてびっくりした。

心の中で「いや、一枚でも売れますよ」と思ったけれどありが

たく頂戴する。

もう有頂天になり、ボロ市はどうでもよくなった。

気前がいいなあ。また来たくなるじゃないですか。

すこし散歩をした。

ふつうの家のガレージ先でも何か売ろうとしているのがおもし

とかった。塀の角に「ご自由にお持ちください」と張り紙をし

て食器がひっそりつまれているのもよかった。

ボロ市は町中がお祭りなのだな。

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地元のスーパーに寄る。

スルメイカのゲソとえんぺら百円が半額。

紅鮭のあら百円の半額。

どちらとも小さなパックにちょっとだけ入っている。

明日は天気が悪いらしいから鮭の粕汁だな。



朝は

豆餅

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昼は

・夕べの白菜と鶏肉で雑炊 足りないので焼餅プラス

・梅干し

・芹の根のきんぴら

・昆布の常備菜


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夜は

・きりたんぽ

 芹、おいしかった。

 きりたんぽ、かなしかった。

 炭を熾す気は失せていた。

 髭の人の焼き方はお上手だけど、炭火でつけた焦げ目の風味

 はガスでは得られないのだなあ。

 ころし方もたりなかったし。しくしく。

 もう一度つくる。

・昆布巻き


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by hibinosara | 2018-01-23 08:32 | Comments(0)