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日々の皿

2月5日(月)  晴れ  8/1℃

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朝、がばりと起きてきのう書いた立春大吉まで這ってゆく。

葉書に書いた文字はみな、乾いていた。

下手な字だな。濡れている時はもうすこしましに見えていた

のに。

墨を吸い取りにくい紙にエンボスみたいに盛り上がっていた

立春大吉は落ち着いてぺたりとしているし、滲んだ墨の円

らは炙り出しのように文字が浮き出ていた。

きのうは去年よりちょっとはましに書けたと思ったけれど、

ぜんぜん。

来年はせめて紙を統一しよう。

写真の重いデータをクラウドに上げながら、立春大吉の左下

に小さめの文字で「札幌は雪まつりが始まりますね」「おか

わりありませんか?」「みーぼ、どうしてますか?」「いつ

もありがとうございます」「おかあさん、今年はほんとうに

寒いですね」「そろそろお帰りですか?」などからはじまる

二、三行の短い文を書く。

ときどきパソコンの画面も気にする。

重いデータはするする上がるとも限らず途中で息絶えて落ち

てきたりするのでナンバーをメモしたり、するする上がって

いったはずなのに雲の中には何にも入ってなかったりするの

で。

それにしても、この左右対称の立春大吉が魔除けだと知った

とき、その役割について理解するまでに時間がかかった。

たしか、単純に考えられなかったのだった。どう単純に考え

られなかったのかはもう忘れてしまったけれど。

今だって、すこしはとまどう。

「鬼は、立春大吉の貼ってある門から入り、ふと、振り返る

とさっき見たはずの立春大吉が見えるので、あれ?門に入っ

てなかったのかな?おかしいな?と来た道を戻っていく」と

いうことらしいのだけれど・・・。鬼、かわいいなあ。

とんまな鬼さん。

だいたいにしてどうして「ふと、振り返る」んだろうなあ。

それこそが、お札の力なのかなあ。

書き終えたら、葉書を集めてとんとんと揃え、住所と名前が

ちゃんと書いてあるか確かめて、切手を貼りポストまでてく

てく歩いてゆく。


メガネをなくしてしまった。

30分で仕上げてくれる近所の安いメガネ屋でとりあえずの

を作る。待っている間、ちょうど戻ってきた髭の人ととんか

つ屋にゆく。明日の朝、早いので。



朝は

・イチジクパンにブラックペッパークリームチーズ

・ブルーベリーソースヨーグルト


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昼は

・スープ

大根と手羽先煮の半分はきのうの昼のうどんに。

もう半部は別鍋に取っておいた。

ローリエ、セージ、ニンニク、水煮にして冷凍したインゲン

豆を解凍して加え、インゲン豆とスープが馴染めば、プティ

トマトを加えくったりするまで煮た。

味付けは塩、仕上げにオリーヴオイルをたっぷり。

・バケット

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夜は

近所のとんかつ屋で

ふたりとも、かつ煮膳

ふたりとも、風邪の効能で胃の腑が小さくなっていて「多いね」

と言いながらぜんぶ食べた。ついこの間まで「足りないな」と

思っていたのに、胃の腑っていうのはなんて順応性が高いんだ

ろう。


by hibinosara | 2018-02-15 08:17 | Comments(0)