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日々の皿

6月21日(木)夏至  くもり  24/19℃  

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水浴びをしている音がパシャパシャ聞こえて今日は二羽。

ひさしぶりに鵜が水浴びに来ている。

えごまの芯どめをする。

苗で買ったときもうずいぶん背丈が高かったけれど、さらに

ぐいぐい伸びて、葉も茂らせてきた。

大きくなった葉を10枚ほどもらって、これは醤油漬けにす

る。

それにしてもなかなか起きてこない。のぞきに行くと、くた

ーっと眠っている。岩手の山の家で慣れないことをして、疲

れ切ったのだろうなあ。

ようやく起きて来た髭のひとは、アインシュタインみたいに

髪は爆発しているけれど、体は柳のようにそよそよして力が

入らないよう。

今日はどこにも出かけず、いつでも好きな時にお風呂に入っ

て、好きな物を食べて、ゆっくりして映画でも見ようね、と

提案する。

こくりと頷いたけれど「梅酢は上がったかな」と言って機材

室に梅を漬けた瓶を見に行った。

今年の梅酢はあまり香らず色も淡い。

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えごまのしょうゆ漬けは翌日からがおいしいといわれて、

っているのも醤油と赤唐辛子の深い色に染まっている。

何度か作ったけれど、浅漬けがいい。

石焼ビビンバも混ぜて食べないと韓国のおねえさんに叱られ

るけれど、それぞれの具材が感じられる口中調味が好き。

えごまの浅漬けもそう。漬けたての調味料の味が立っていて

特に煎りたての胡麻の風味の香るのがいい。

醤油、みりん、コチュジャン、粉唐辛子、極みじん切りのニ

ンニクと生姜を少々、ごま油、煎りたての胡麻、を混ぜ合わ

せて、洗って水気を取ったエゴマの葉の根元を二枚一組にし

て持ち、タレにまぶす。


朝は

・エゴマの葉ごはん

 すーっと気が通るとともに活力が湧いてくるような、おいしさ。


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昼は

・冷やし支那麺 胡麻だれで

・もやしの薄焼き卵焼き 

 皿にとってから糸唐辛子を散らして

・ピーマンと生姜の中華風サラダ


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夜は精のつく食卓

・渡辺さんのニンニクの芽とピーマンの炒め物

・熊ふたたび

・わんたん卵スープ 三つ葉を散らして

 わんたんは具なし皮のみ 

・新にんにくご飯

 そんなに臭わないから、と言ってすすめてみる。

 

ニンニクの芽とピーマンと松の実の炒め物は

強火でチャッと。味付けは酒とナンプラー。

いい味だった。


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竹沢さんの材料にこんにゃくを加え煮込んで味を染み込ませた熊煮に、

カイエンヌペッパーを少々とクミンを加える。仕上げにパプリカ。

パプリカは唐辛子の甘い香りと酸味があるけれどそう辛くない。

旨味もあり、くちびるにじわりと感じるぬくもりが好きだ。

今日も熊の皿は山の気配を発していたけれど、スパイスの匂いでマタギとは違う物語、

アラビアンナイトの世界。


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by hibinosara | 2018-07-02 09:29 | Comments(0)