7月16日(木)の食卓 明け方に嵐 いち日荒れた空
手亡
いつからか豆好きになり、そのなかでも特に好きなのは手亡。
白い小石のような豆はクセのない味わいで口あたりはほろほろし
て、相手を選ばず、魚の付け合わせやスープ、トリッパやカスレ
などの煮込み、うっすらと甘みをつければ夏の甘味にもぴったり
だし、そう、このあいだは悲しみの席の”お白飯”としての姿も知
った。
ずっと、手亡と白いんげん豆の違いがわからなかったけれど、同
じものなのですねえ。いつか、生の白いんげん豆の煮物を(鞘は
青、豆は白らしい)を食べてみたいなあ(いや、あるのかも。白
い豆の記憶がある)。
夏野菜と白いんげん豆のスープをたっぷり作る。
今日は午後から家で仕事があるから、ご飯を食べそこねた人
がいても、すぐに食べられるように。
白いんげんはセージとニンニクで茹でやわらかくなれば、塩
で味を決める。
にんじん、紫たまねぎ、にんじんにセロリ、夏の野菜はパプ
リカとズッキーニそれからトマト。冷凍してあるグリンピー
スもたっぷり使う。水分は手亡を戻した水を使う。水は不要
という人もいるけれど、わたしは汁たっぷりが好きだ。ハー
ブはセージとバジル、生タイムを少々。味付けは塩、オリー
ヴオイルをひと回ししてコクを出す。野菜が柔らかくなった
ら、白いんげんを加えて味が馴染むほどに煮る。
----夕食-----
しばらくスープが続きそう。
今日はほとんどみんなご飯を食べてからきたから、一人分しか
減らなかった。
・トマトのサラダ
・サラミとカマンベールチーズ
・茄子のグリル
・夏野菜と白いんげん豆のスープ