ムキタケの炊き込み御飯 10月10日
今日もまた茶碗蒸しを作る。きのうの器の量だと物足りなかった
し、仕上がりがすこし硬かったから。
なめらかな茶碗蒸しをたっぷりといただきたい。
夕方、青空市場に向かう。
「ここでしか買えないキノコでーす」と聞こえてくる。
ここでしかかえない?とつい反応した先に見えたのは、北海道は
三笠産のムキタケという名前のキノコ。
匂いをかいでもいいというので、キノコに鼻をうんと近づけて息
をする。ムキタケをさわってもみる。「出汁がよく出るキノコで、
食感はエリンギに似てまーす」ということらしい。
限定14コのうちの一つを求めて炊き込みご飯を作ることにする。
*キノコの炊き込み御飯
米を磨ぐ。浸水は30分、笊に上げ15分。
ムキタケは指先で細かく切り分ける。油揚げは極細く切る。
米を炊くための出汁を火にかけ淡口醬油と少々の味醂で調味する。
米を土鍋に入れ、ムキタケと油揚げを加え、温めただし汁を通常
よりいくぶん少なめに入れる(米が2なら、だし汁は1.8くら
い)。
強火にかけ沸騰したら、火を細くして12分、最後に20秒程強
火にする。
蓋を開け香り付けのごま油をまわしかけ、天地返しをする。
蓋をして8分むらす。
菌の匂いが強いすこし尖った香りのするキノコだった。
声にたとえるなら、高い声だけれど味わい深さが聞こえてくるタ
イプ。
出汁はよく出る。食感はエリンギよりやわらかい。
----朝食----
・パンの耳のチーズグラタン
・イチジクのヨーグルト
----昼食----
・キムチと豚肉の炒め物
・小松菜の煮浸し
・大根の酢の物
・煮昆布と梅
・大根とお揚げのお味噌汁 玄米ご飯
----夕食----
・ムキタケの炊き込み御飯
・大きな茶碗蒸し
・蓮根焼き
・大根の酢の物
・根菜とひじきの炒め物
・小松菜煮浸し(お昼の)