3月10日(木)の食卓/タンポポサラダ くもり空
タンポポ
タンポポが売られていた。
茨城のタンポポだそうだ。
田舎のおねえさんなら「いんやあ、タンポポなんて買う人い
んのぉ。うちのあたりにいっくらでも生えてるわぁー。あん
らまあ、いい値段してるねぇ。」と驚きあきれ果てるだろう
なあ。
タンポポの根のコーヒーは飲んだことがある(あまりおいし
いとは思えなかった)、タンポポの葉はどうだろう。苦いと
はしっている。でもこれが、知識なのか記憶なのかわからな
い。
タンポポの葉のギザギザは恐竜みたいでかっこいいし、深い
緑色の葉っぱとうす紫色のサテンのような光沢の茎との色合
わせにも惹かれて、手にする。四百八十円也。
タンポポは山菜の部類に入るんだそうだ。言われてみればそ
うだけれど、山菜といえば山野で自生している印象が強いか
ら、意外だった。
タンポポ、つくし、のびるくらいなら東京の公園でも(北の
丸公園なんかがよさそうだ)地を這えばいくらかは摘めるか
もしれない。
はじめてのタンポポ(たぶん)は、ほろりと苦くかなり好き
な味。お肉と合うと思う。茹でた豚のうすぎり肉を山椒オイ
ルを使ったタレ(醤油系かなあ)で和え皿に盛り、タンポポ、
ロケットなどワイルド系の葉っぱとそうでない葉っぱを取り
合わせて、冠のようにかぶせた”野草と豚肉のサラダ”。
もりもり力が満ちてきそうだし、たぶん、おいしいんじゃな
いかなあ。
体重 -200g
山椒の葉が開くと同時に蕾をつけた。今までこんなことはな
かった。
----昼食----
タンポポサラダ(山椒オイルと酢と醤油のドレッシングで)
まぐろなかおちの漬け(出汁と醤油で)
丸いもとろろ(濃いめのだし汁で口当たりよくのばす)
海苔佃煮(湿気を帯びた海苔を出汁、醤油、味醂で煮る)
おから 三年沢庵 昆布煮
炊きたてのごはんと 厚揚げとお豆腐のお味噌汁
----夜のごはん----
豚肉と蓮根のサクサクつくね(豆板醤と醤油味)
海藻サラダ(三杯酢で)
残り物(丸いもとろろ おから)
厚揚げとお豆腐のお味噌汁 白米(相)玄米(私)
タンポポ、マーケットで売っているのですね。
いいですね!
タンポポの種を蒔いて育てたことがあります。
イタリアのタンデライオン、ライオンの歯のように
葉がギザギザなのでその名前がついたようです。
苦味があって美味しいですよね。
そうなんです、すこしびっくりしながらも、つい手にとってしまいました。
ダンデライオン。いいですね、ライオンの歯を食べたら、元気になれそうですね!
ほろ苦いたんぽぽ、大好きになりました。春のお味でした。