2016年7月28日(木) 晴れ 31/23℃
トマトピーマン
母、さらにすねる。
送ったものぜんぶ見てないでしょう、手紙だって読んでない
でしょう「こころの底からほんっとうに喜んでいるっていう
感じがしないのよ。手紙なんて書いてごめんなさいね」と言
って電話は切れた。
ぼーぜん、とする。いくぶん腹立たしくもある。
しかし、こころの底から狂喜乱舞してない、という母の読み
は鋭い。
こういうときは、すぐに電話をかけてご機嫌うかがい。
切られても、不機嫌な声を出されても、そこは押しの一手。
「ほんとうにお手紙嬉しかったの。お母さんの心がこもって
いて」わー、文章にするとこっぱずかしいけれど、このよう
なことをと述べ、読んだことを示す。
「ほかの赤ちゃんはすやすやと眠っているのにおっぱいを欲
しがって大きな声で泣いて、指をしゃぶっている私を抱いて
病院の廊下を夜中じゅう歩いてくれたこと。頭の毛が薄くて
大きかったから近所の人たちから「坊ちゃんおめでとうござ
います」と言われるほどたくましい赤ちゃんだったこと。百
日の頃は鼻ヒゲをつけると、チビ総理大臣みたいだったこと、
確かにお母さんがこんなことを書いてくれたのは初めてね」
と言うと、ふふっと笑って「じぶんの体重でつぶれて、ハイ
ハイが出来なかったのよ」と言ってようやく機嫌をなおして
くれた。
手紙を読み返すと、わたしの記憶にはない、わたしを含んだ
光景が浮かび上がってきて、ほんとうにありがとう、と思う。
じわじわと嬉しい。
「もっともっと褒めて欲しかったのよね」「そうなの」と言
った母は、可愛らしくもある。
体重 ±0
----朝---
○杏ジャムとヨーグルト
----昼----
○ひよこ豆のサラダ
ひよこ豆、セロリ、トマトピーマン、紫玉ねぎ、オイル漬け
フェタチーズ(思い出して後から足した)、キャラウェイシ
ード。ドレッシングはオリーヴオイル、塩、ひき立ての黒胡
椒、レモン。
カイエンペッパーを加えてピリッとさせてもおいしい。
○ジェノベーゼソースのスパゲッティ
----夜----
○焼き豆腐、キンファモルト+長ネギのみじん切りのっけ
○焼きナス
○シシトウガラシの味噌炒め
○〆は、スダチ素麺。
皮はおろし、果汁をしぼりこむ