7月9日(日) 晴れ 33/23℃
夕方冷房をとめて、窓を開けるとよい風が入ってきた。
音もいっせいに流れこんできて、世界が明るくなったみたい
だった。
これが夏のあるべき姿だ。
そろそろ風鈴を柳の木にさげて、スイカにがぶりくらいつく
恒例の夏をやりたい。
そういえば、今年はまだ蝉の鳴き声が聞こえてこない。
夕飯を、見終えてしまいたい映画を見ながら作った。
ごはんが上手に作れなかったのは、それは不器用だからだと
は思うけれど、ふだんそうと知らないうちに生き物が発して
いる声を得ながら料理をしていたことに食卓についてから気
がついた。けれどその声は目も耳も鼻も手も動員しなければ
聞こえないほど小さいので、映画を見ながらだと全く拾えた
かったのだ。
そら豆の春巻きがあまりおいしいと思えなかったは、それが
名残のそら豆だからなのか、それとも耳が聞こえてなかった
せいなのかは、わからない。
朝
青空市場でもとめた、とうもろこし。
昼
朝のとうもろこしの実をもいで、パスタに。
パスタは、ほうれん草のパッパルデッレ。
パルメジャーノは長めにスライスしたけれど、むしろパウダー
の方がよかったな。
夜
今夜は満月。
月夜と巻貝って、なんだか夢みたいに相性がいい。
貝の皿に月を浮かべてみたくなる。
・煮バイ貝
・そら豆の春巻き 人参も巻いてみる
・焼きなすと満願寺とうがらしのあたたかいサラダ
・冷奴