10月1日(日) 晴れ 25/16℃
きのうの妄想では、10月のはじまりの日にはオーブンで焼き
林檎を作る事から始めようと思っていた。
けれど、暑い。
外気温もそこそこあるけれど、秋冬、この家の南向きの居間が
午前中は温室のように高温になることをすっかり忘れていた。
焼き林檎の代わりに梨のジュースをつくったけれど、なんだか
ぼんやりした味だった。
あんまり暑いので、お別れをしたばかりのきゅうりに再登場願
って「きゅうりにありがとうを告げるためのパスタ」をもう一
度作る。
けれど、きゅうりを手にして、なんとなく気恥ずかしかった。
さようなら!と涙ながらに家を飛び出したのに、忘れ物をして、
こそこそ取りに戻る感じだ。
大きな黒揚羽が風にのって、ひらりひらりやってきた。
お尻をくの字のしてレモンや山椒の葉に卵を産み付けている。
あの卵たちは、今年蝶になるんだろうか。それとも蛹になった
まま風の強いベランダで木にしがみついて、冬を越すんだろう
か。
ひさしぶりにレモンをまじまじと見たけれど、また一回り大き
くなったような気がする。
夕方、ナナコさんからカボス第二弾が届く。
ビールをぐいーっと飲んで、お礼の電話をする。
さいきん、人は人と話さなくなってきたから思い切って。
電話の向こうから、かわいらしいハスキーボイスが聞こえた。
朝
・バターパンに黒きび糖で煮たマーマレードを挟んだの
昼
髭の人のご飯は
お素麺に揚げびたし 大根おろしたっぷり キュウリのサラダ
わたしは
10月1日版きゅうりにありがとうを告げるためのパスタは、
はたと思いついて、素麺に変えた。
素麺のしなやかさと塩味が、ピーナッツオイルにも野菜にも
よく馴染む。
素麺は流水で洗っても水分を拭き取ったりしなくてもいいと
ころもいい。
さらに思いついて、キュウリの上からシャンツァイを散らし、
柚子胡椒をそえる。
辛味は、青唐辛子を極薄切りにしてちらしても、青唐辛子が
含まれている柚子胡椒のどちらでも合うと思う。
仕上げの柑橘は、きのうはスダチを使ったけれど、今日はカ
ボスにする。この麺にはカボスのパンチがよく合う。
カボスはナナコさんから、スダチはN美ちゃんからいただく
ようになって、それぞれの特徴がよくわかるようになった。
二種類の柑橘を使い分けられるって、とっても贅沢なことだ。
ありがとうございます。
夜
・豚肉のふきのとう味噌ロースト
これは、おいしかった。軽く塩をして焼いた豚肉にふきのと
う味噌を塗るだけだけれど、なんとも美味、大人の味。
・お昼の揚げ浸しの残り
・鮭昆布巻き
・なめこ汁
・白いご飯
私もあんなにじっくり電話で人とお話ししたのはひさしぶりで、電話口でのひそひそ話や、親からいい加減にしなさい!って怒られながら、明日もまた話せるのになかなか電話を切ることができなかった10代の頃のようで、とっても楽しかった!
hibinosaraさんの言葉のいくつかは、とても心に残っていて、今でもときどき、ほーって、ぼんやりその言葉を思い出しています。
同性の友達との長電話、楽しい。
ありがとうございました。
ふふふふ。
そういえば、昔って家にひとつの電話を独り占めして、怒られたりしていましたね!
電話線をながーくして、部屋に引っ張って行って、けれど部屋から線がはみ出しているからバレてしまうという・・。懐かしい!
じっくり話すっていいですね。
えっ。なんだろう。おバカなことしか話してないと思うのだけれど。ドキドキ。
こちらこそ突然お電話したのに、お付き合いしてくださりありがとうございました!
楽しかったです!♡