日々の皿

2月12日(月) 晴れ  10/-1℃

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きょうも日差しが春っぽかった。

そういうことに、ふと気がつく季節になった。

まだ鼻水、咳、微熱。

でもじっとしていられない。

じっとしていると具合が悪くなる回遊魚タイプだ。サメとか

マグロとかカツオとかあんな風に格好はよくないけれど、の

ろまでとんまでぼーっとしてときどき獰猛な回遊魚だけれど。

壁にちいさな棚を作った。

母はいつか小さな板を送ってきた。

それは食料品やらが詰められた段ボールのすみっこにひっそ

り立っていた。

ふしぎに思って「あの板はなあに?」と聞くと、

「木目がよかったから」

とこたえた。

小さな板はしばらく木製のCDの棚の横にカメレオンのように

目立たず立っていたけれど、掃除をしている時にふと手に持っ

て白い壁に水平に押し付けてみると、板は棚になり新しい空

間が生まれた。なかなかよいものだった。

L字型のパーツを壁に打って板をのせる。

板を固定すると、空間はさらに確かなものになり祠のように

豊かだった。

色褪た朱色のカラスウリの実をひとつのせる。


ベランダのレモンの樹の青く小さな一つの果実のほか、すべ

ての実を収穫した。しばらくおいて皮をやわらかくしてから

レモンピールをつくる。

夜は、柚子の皮むき。

二人とも顎をだしては、はーと大きなため息をつくるほどの

量。


YOU TUBUで偶然みつけたメニューインとグールド、二人が話

しているのを見て興奮する。

https://www.youtube.com/watch?v=s_RINQrS8m8&t=2675s

眠れなくなって冬のうちに聴いておきたかったオイストラフ

のシベリウスにも耳を澄ましてさらに眠れなくなってしまう。


昼は

スーパーの有機のさといもがなかなか安価で、おいしければ

みつけものと思ったのだけれど、ガリガリ芋でがくっとくる。

すべて潰して、塩で下味をつけて生クリームを回し入れ豊か

な味にする。チーズはパルメザン、ペコリーノロマーノ、コン

テ。それからパン粉を散らして。

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・里芋のグラタン 

 とろんとしておいしかったなあ。

・伊藤さんから頂いたハムと、ほうれん草のソテー

・バケット

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とろり里芋

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夜は

・牡蠣の卵焼き いつかちちゃんのところでご馳走になった

 のを思い出して。

 お好み焼きのように平らにするよりも、牡蠣を巻き込むよ

 うふんわり焼いた方が断然おいしい。

 牡蠣にはしっかり火を通して、軽くオイスターソースで下

 味をつけてから卵に加える。

・白菜のサラダ 塩、りんご酢、マヨネーズ、白胡椒

・牛肉のしぐれ煮

・おから 

・ふきのとう味噌炒め

・ラディッシュの乳酸発酵付け

・胡麻豆腐

・蕪のお味噌汁

 乳酸発酵付けの蕪を入れたら、暑い日の台所に置き忘れた

 味噌汁のような味になった。

 発酵させている意識があるから発酵の味だけれど、それを

 望んでいなければ腐敗の味。ほんとに、発酵と腐敗って。

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by hibinosara | 2018-02-25 11:08 | Comments(0)