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日々の皿

3月25日(日)  快晴  19/7℃

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桜の坂道をのぼる。

快晴だ。

土手にはスミレ。

植物園の角をかすめて、神社の階段をのぼると一気に咲いた桜

がはらり、はらり落ちてきて、思わず足を止めた。

きれいだけど、さびしい花だな。

ちちゃんのお家の庭には古い大きな桜があって、今日はお花見

に呼ばれた。

もう宴は始まっていた。

Hさんご夫婦、それからお隣さん。

お隣さんはHさんのお店の初代バイトさんで、Hさんが年賀状

を書いている時、親しいふた家族が同じ住所に暮らしている

とに気がついて、それがなんとお隣同志だったんだそう。

Hさんの肴の折(白身の刺身に塩こぶ、だし巻き卵、ぬた和え、

本ししゃも、ジャガイモの桜などなど)に焼きそば、ちちゃん

が選んで下さった日本酒。

芝生の庭の垣根を超えてきたお隣さんご家族はビーニールシート

の上でくつろいで、大きなおとうさんの黄色のTシャツは眩しく、

太陽のようなおとうさをジャングルジムにした子供達はキャッ

キャッとじゃれ、おかあさんは乳飲み子を抱き、お隣の庭にも空

を突くほど大きな桜が二本も地に根を下ろしの向こうには植

物園の木々が見え、東京じゃないみたいだった。

Sクンと木の葉でお店屋さんごっこをしたり(ビールを買った)

お酒を注いでもらったりもして、眩しい時間だった。

夕方、風が強くなって、Hさんご夫婦は帰って行った。

芝生を隔てる垣根を跨ぎ、私も後に続き、一度も玄関を通らず

坂道をのぼりおりて行くHさんご夫婦を見送った。

夜はLさんが帰ってくるのを待って、街の桜を見上げに行った。

桜の下で桜を見上げながら、ちちゃんがつけてくれたポットに

入れた熱燗を呑んだ。


メジロ日記

ヒーヨは来た。

メジちゃんは、来ない。



昼は

・独活と椎茸のチャーハン

 椎茸はためておいた軸のみじん切り。

・長ネギのスープ


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夜は

お弁当を買って帰った。

新丸の地下のお弁当売はどこも売り切れていて、

漬物や点心を買った。

足を伸ばした丸ビルはもう閉まっていて、

キッテビルの地下も売り切れ、

入場券を買って、東京駅の地下のグランスタに入り

あるにはあるけれど、旨そうで、髭の人の好きそ

うなのがない。ここも危なかったけれど豚丼が一つ

残っていた。一時間くらいぐるぐるした。




by hibinosara | 2018-04-09 10:20 | Comments(0)