日々の皿

島の東側の大衆食堂

c0367403_05500544.jpg

くじらの脊椎、 スミイカの骨、もうひとつのたまご








8月1日(水)  晴れ  35/25℃



朝からもう太陽がギラギラしている。

梅雨明けから一ヶ月と三日目。けれどまだ八月一日だ。

七月は熱風の嵐だった。


「ワダツミの木」をきいた。

あの歌はどうしてか、八月のものなのだ。

しんとしているのにやかましくて、生きているものの気配と

死んでゆくものの気配が地に鬱蒼として、体の重るい季節

きたくなる。

やっぱり不思議な歌。ちょっと怖くて。


夜の散歩のあと「ねえ、なんか食べて帰っちゃおうよ」と髭

のひとは言った。

大衆食堂に入る。

わたしたちは、路地で体をのびのびと伸ばしている猫の写真

がちゃんとした額に入って壁に飾られている隅の席に座った。

耳をつん裂くにぎわい。

女のいない男ばかりのテーブルも女と男の大勢のテーブルも

みんな大きな声でしゃべって、がははは、わはははと一斉に

炸裂している。

つまみは、焼きそばや黒っぽいチャーハンのようなのが人気

で、どのテーブルにももれなく並んでいた。

ひとり客は壁に沿ったカウンターに座って新聞とビール。

もちろん全面喫煙可。自由だな。

「見た?」と髭のひと。目尻がさがっている。いつごろの

季節かなあ。バイクの後ろの親父何着ている?じっと猫

の写真を見ているので、わたしも振りって見上げる。

梅雨時じゃないかな、空気がもわっしているし。

それにしてもこの店、知っていたのにどうして来なかったん

だろう



-------------


カレーリーフをはじめて使う。

ミカン科ゲッキツ属インド原産。別名南洋山椒。その名の通り

大きな山椒の葉のような形。

苦味と辛味があり、クミンと柑橘の香り。

ココナッツオイルで、カルダモン、シナモン、カレーリーフ

を炒めて香りを出す。

みじん切りの紫玉ねぎと青唐辛子を一本加えさらに炒める。

カシューナッツを加え、カレー、チリ、クミン、コリアンダ

ーパウダーとともに炒める。

味付けは冷めてから、黒岩塩を散らす(熱いうちに加えると

硫黄臭が飛んでしまうので)。

スリランカ料理の本の通りには香辛料が揃わなかったけれど

おいしかったな。

c0367403_23333985.jpg

バスマティライスに、カレー、トマトのマリネ、カシューナッツのふりかけ、シャンツァイをのせる。

ほかに、胡瓜と紫玉ねぎのヨーグルトサラダ。



夜は島の東側の大衆食堂で

髭のひと 生姜焼き定食

わたし  キムチ 餃子 ビール

高校生も満たされるだろう正統派的なボリューム 











by hibinosara | 2018-08-12 09:10 | Comments(0)