日々の皿

つめたい一日

c0367403_17240219.jpg




9月6日(木)  曇天  32/25℃


母の夢を見ていた。

その横で長いグラスの足がぽきりと折れて、知らない男のひとに

デザインの仕事ならうちにおいでと誘われる。でもデイン

きなあと思っていると、電話の呼び出し音で目が覚めたィス

プレに「幸子ママ」と表示されている。

「もう、すごい。すごく揺れたの。今までこんなことはなかった。

もつかなくて真っ暗なの」と混乱している。時計は3時28分

をさしていた。

テレビをつけパソコンも立ち上げる。そうして明るくなるまで札

幌の知人のSNSにしがつくように見ていた


こういう時は、ふだん通りにしていることが大切。ご飯を作って

ちゃんと食べて、生活のリズムを崩さずに、こころを強くもって

いることが大切。と思いながらも、テレビやSNSから離れられな

い。

北海道全域の停電、土砂崩れ、液状化。前日の台風。

冬は厳しいけれど、台風は北海道に上陸するころには衰弱して

ること多かったし、地震もまた道央あたりのひとたちはあまり経

験したことがないはずだ。

母はマンションの七階を上り下りをして、それでも情報を集め

いた。

携帯は充電がなくなるから短くしか話せない。そのうちまるき

連絡が取れなくなり、2011年が蘇る。


夕方スーパーで買い物をしていると電話。以前母の隣に住んで

た、ちかさんだった。

水の確保はできています、と伝えると「よかった」と心から安

る声を聞いて、ありがたかった。


夕方、一部の地域で停電が解消される。


何度か母から携帯の着信はあるけれど出ると切れる掛け直して

出ない、夜中にひげの人の携帯にも着信があるも切れてしまう。

停電が一週間続くから冷蔵庫の中のものを揚げてしまおうかと

う母に、それは火災につながるからお願いだからやめてくれと頼

んだけれど、どうしただろうか。


友人や知人の方たちの声やメッセージが心の支えになりました。

ほんとうに、ありがとうございます。


---------



朝は

ネクタリン


昼は

わたしは北海道へ炊き出しに行きたかったんだと思う。

しぜんとおにぎりを作っていた。

・おにぎり 北海道のすじことたらこ 四個で二合の大きなおにぎり。

・ゴーヤと茗荷の炒め物

・卵焼き

・梅干し

・茄子と茗荷のおつけもの

c0367403_18315276.jpg

夜は

・しげこさんがいつか作ってくださった「ねぎうどん」を思い出

 し、長ネギを斜めに薄切りにして粉をまぶし揚げた。茄子と甘

 とうがらしは素揚げ。

 皿にうどんを受け、揚げた野菜をのせ、出汁を張り、かぼすを

 しぼる。おろし生姜もそえて。

・ほかに、きゅうりと茗荷の甘酢サラダ。


c0367403_18281380.jpg



by hibinosara | 2018-09-16 11:51 | Comments(4)
Commented by syun368 at 2018-09-16 15:34
お母さま、心細く恐い思いをされたことと思いますが、大事に至らなくて良かったですね。
こんな時は何でもない普通のごはんが、何といとおしくしみじみと感じられることでしょう。
阪神淡路の震災の時は夫の母や親戚が被災しました。
1週間後にリュックを背負って現地に行きましたが、ビルがぐしゃっと潰れているのを目の当たりにして、ショックでした。
普通に生活できることのありがたさを感じたあの日でした。
Commented by hibinosara at 2018-09-16 18:16
syunさん
ありがとうございます。
言葉を紡ごうとしても、できないのですが、SNSを見て回っていると、やはり2011年を思い出してしまいました。
日常のごはんも、人口の光も、太陽も星もひたひたとしみて、あたまのどこかがパカリあいたようになって身を寄せ合っていたことを。
阪神淡路の時も大変でしたね。もろさの上に立っていることを、つい忘れてしまいます。
ほんとうですね。わたしも、そう思います。
Commented by fusk-en25 at 2018-09-16 19:30
気が気でない。。
何も手につかない。
気持ちがざわざわして。。それでいてなーにもできない苛立たしさ。
それが元に戻るにも時間がかかる。
それにしてもこの夏はいろいろなことが起こりすぎましたね。
今更ですが。
自然がどこかで狂って来ているのでしょうか?

お母様も少しは落ち着かれましたか?
Commented by hibinosara at 2018-09-16 20:56
fusk-en25さん
ありがとうございます。
余震があると恐怖心が戻ってくるようですが、落ち着きを取り戻しています。
気にかけてくださる方たちが毎日入れ替わり立ち替わりいらしてくださり、贅沢にもいつもより疲れているようです(笑)

そうですね。バランスが失われてきているのは自然だけではなく、自然の一部である人間の行動もまた極端になり、同期しているようで空恐ろしいです。完全にバランスを失ってしまう前に、今こそ個人の小さな力が必要だと感じています。