日々の皿

歌いたいな 

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9月13日(木)  くもり  27/19℃  


朝はノドがかたくなってかすれ気味の声だから、洗面所に鍵を

かけて発声練習をする。

ドレミファソファミレド、ドレミファソファミレド。

1音階ずつあげて声の続くところまで、それから半音階にオク

ターヴ。

お誕生日の歌を何回か練習。でも、なんだか気取った声だ。

そして、ヴォイスレコーダに吹き込んで六熊ちゃんに送った。

二歳、おめでとう。

洗面所の鍵をあけて廊下に出ると、すうっ、と風が流れてきて

気持ちがいい。

川向こうのさらに向こうのビルとビルの間で、クレーン車がす

るすると背を伸ばして、コンテナみたいな四角い箱をぷらーん

と下げている。そのすぐ上の空で針みたいにキラッとしたのは

飛行機。

歌ってなんだったっけ、と思う。

花みたいなものじゃなかったのかな。

そういう花みたいなものが暮らしのなかにあったはずなのに、

ひとはどうして歌わなくなったんだろう。

歌は力を出しやすくするものでもあったな。えーんやこーら。

古い映画では酔っ払いたちが茶碗を箸でたいて歌ったり、肩

を組んで歌ったり、踊ることだってあったよう気がする

でも、洗い物をしながら歌ってみようとしても、できなかった。

何かがないと、歌えない。歌は歌うことでじぶんたちを救うも

のでもあったのに、どうして消えてったんだろ。

父はシラフの時は口笛、酔うと歌った。お風呂の中でも歌って

、湯船の中にときどき鼻の下まで沈めて気持ちよさそうにして

いたっけ。

森山さんの本棚にあった唱歌のセット、もらっておくんだった。

今、子どもちはなんでもないときにでも歌っるんだろう

か。だったら、嬉しい。


ぱたぱたしてケーキを焼いている時間がなかったから、川の向

こうのスーパーマーケットに行った。

でもお菓子じゃなくて、果物を買った。ぶどうにプルーン。

営業のHさんは甘い物は食べられないけれど、果物は好き、と

聞いたことがあるので。

でも、ぜーんぜん、食べてもらえなかった。デザイナーのSさん

がプルーンを一個口にしただけで、編集者のMさんなんかは、

プルーンを大きなぶどうと思っていて遠巻きに見ていたし、代

理店のKさんは写真を撮っただけだった。えーん。いいんだ、

いいんだ。

母の着信履歴。電話をすると「何のお肉買ったらいいのか相談

しようと思って」と言った。以前のわたしならその感覚を不思

議に思って、じぶんの食べたいものはじぶんの体に訊くといいん

じゃないかなあ?なんて受け答えていたけれど、今はそんなこと

はなくなった。母の声に耳をかたむけて、それからちょっと刺激

する。牛肉だったら、牛蒡と合わせるといいかも、とか、母はご

飯の上にいろいろのせて食べるのが好きだからすき焼き風の丼は

とか。

そんなわけで霜降り肉を200グラムお買い上げ。今札幌のデパ

ートは安売り中なのだそう。なんだろう「がんばんべ、北海道」

的な応援セールのようだった。



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ナスにターメリックと塩をふってよく揉み込んで揚げるのだそう。

ナスに味をつけてから揚げるという経験がわたしにはおそらくな

いから、「はあっ」と感心した。

スリランカ料理の学びは遅々としているけれど、それでいい。

三年くらいかけたっていい。

きょうはナスに味をつけてから揚げる知恵をもらって、けれど揚

げずにたっぷりのココナッツオイルで焼いた。

たまねぎ、にんにく、青唐辛子、生姜、カレーリーフ、カレーパウ

ダー、梅干し、はレシピの通りにして、シナモンステックと砂糖と

ココナッツミルクは省く。そしてシナモンステックのかわりにトゥ

ナパハを使った。

なかなかよい味だ。

この間つくったムング豆のカレーと合わせて。

ごはんは、同じくこの間の鶏肉の炊き込みご飯の鶏の旨味をたっ

ぷり吸った、ライスです。


ゼファーズッキーニと豚肉の炒め物。

人さし指くらいズッキーニに花がついていたり、つかなかったりし

たのが、パックに詰められていた。扱いはまだ、わからない。

よく、わからない、ということが、ほんとうに多い。でも、それ

でいい。




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夜は

・空芯菜の炒め物

・石焼ビビンバの夜

 牛肉とキムチの石焼ビビンバに

 豆もやしと人参のナムル。

・ふわふわ卵のスープ

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by hibinosara | 2018-09-23 10:17 | Comments(0)