日々の皿

それは口がぼごぼご言っても仕方がないことだったのだ

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11月16日(金) 晴れのちくもり  17/8℃


眩しすぎてよく見えないけれど、光で分裂した黒い小さな

塊がベランダの縁でひょこひょこ動いて、あれはヒーヨが

龍神さまのお水を飲んでいるシルエットだと思う。

朝日はもうずいぶん南から昇るようになって、朝、ギラッ

とくると、しばらく目の活動ができないくらい、光の部屋

になる。

ふいに一週間前の記憶が蘇ってきた。

電車に乗ったとき、路線図の「堺」という駅名が光って見

えたこと。

今度はそこまで足を伸ばしたいなあ。やまつ辻田がある街

で、好物のけし餅屋もある。けし餅屋は二軒あるのだそう

。小島屋と小嶋屋。いろいろと事情があるようだけれど、

鄙びた店の方に惹かれてしまう。

先週の金曜日のことは、それは長い金曜日だったけれど、

鮮明に覚えていて、今どうしてか記憶力に自信があったこ

ろ、細部まで記きてカメラみたいだった目に戻ってい

る。朝起きたところから始めて、ホテルに帰るところまで

、脳の中をサーチライトで照らすみたいによく思い出せる。

愛ちゃんたちのお家を出たときに、聞こえてきたむくちゃ

んの泣き声も耳の奥でこだましている。

あの夕方のぼんやりした光はさびしかったな。

信号を渡ってエレベーターのガラス越しにわたしたちは、

泣いているむくまちゃんに戻るために自転車をこいで行っ

た愛ちゃんををひっそり見ていた。


夕方、鯖を買った。

身は薄いけれど「40%OFF」のシールに惹かれたし、消

費期限は明日まで。尻尾のところに気になる染みがあった

のにデパートの魚屋だからそうもひどくないだろう、とい

う安心感で。

パサパサして脂ののってない鯖だった。

さいきん何かの対談で、この頃の人たちは自分の感覚よ

情報を信じると言っていたけれど(食べ物の味はおかしい

のに期限は明日だから大丈夫、食べていた人がいたのだそ

う)、今日の魚の買い方はれに近いかもしれない。



――――――



朝は

・トーストとりんごジャム

 パンはひげの人のお土産。はるゆたかの小麦で作った

 食パンを食べてみたかったのだそう。

 ならばちゃんと焼かねば。

 オーブンにレンガを入れて予熱をする。パンにも庫内

 にも霧吹きをして、250℃できつね色になるまで。

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昼は

・白菜と鶏肉の塩とろみ支那麺


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夜は

・鯖の味噌煮

 昔ながらの甘辛い鯖煮にするには脂がないので、

 あっさり煮た。冷たい煮汁に入れて沸騰してから3分

 くらい。魚の味は抜けずにおいしいけれど、ご飯に合

 わせるなら、昔ながらの味がいい。

・水菜とお揚げのサラダ

・丁子麩と生sじいたけの旨煮

・銀杏焼き

 今日はトースターではなく、魚焼きグリルで。

 銀杏はじか火の方がおいしい!

・切り昆布煮、ごぼうの奈良漬

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by hibinosara | 2018-11-24 16:56 | Comments(4)
Commented by syun368 at 2018-11-24 21:32
ここ数年、何故か鯖があまり宜しくないのです。
脂ののりもいまひとつで、甘味にも欠けているのです。
温暖化とか自然環境のせいでしょうか…
鯖大好きなのに、ちょっと悲しい。
Commented by fusk-en25 at 2018-11-24 22:27
で、
お腹痛くなりませんでしたか?

「冷凍」のノルウェー産の鯖が意外と美味しいのです。
Commented by hibinosara at 2018-11-25 04:05
syunさん
たしかに、そうですね。今、ぐるりと思い出してみて、4年くらい前の
松輪の鯖に唸ったのが、おいしかった鯖の最後の記憶かもしれません。
ピカピカで鮮度はいいけれど、あれ?という感じ。
去年あたりはカマスと鯵も脂が来ない、と魚屋さんたちは頸を傾げていました。
おいしい鯖が食べたいですね。
Commented by hibinosara at 2018-11-25 04:08
fusk-en25さん
鮮度というよりも、鯖そのものに力がないのです。
ということをわかっていながら、買ってしまったのでした。

ノルウェー産は干物としてよく出回っていますね。
たぶん、干物はほとんどがノルウェーではないかな、と思います。