米の花
11月24日(土) 晴れのちくもり 12/8℃
満月の翌朝に円い卵焼きを作った。チルド室で冷たく固まっ
ていたブロッコリー入り。
ひげの人は名前にこだわるので「これはなんていう卵料理?」
と聞いてくる。フリッタータだといえばイタリアを目指した
ことになるし、トルティージャといえばスペインだ。でもど
ちらの国も目指してないし、オムレツとも違う。だから卵焼
き。柔らかく茹でたじゃがいも入れるともうすこしバランス
が取れたかもしれない。
ギラギラとまばゆい太陽に照らされた円い卵焼きをこっちと
あっちからフォークでつついて食べた。
そして週末をいいことにゆっくりお風呂に入った。
石牟礼道子さんの本とともに。
昼は粥を炊いた。
米に十倍の水を加え、対流が起きる火加減にする。
米に花が咲き、うすあまい乳のような味が現れるまで炊く。
一時間はかかるから、米のようすを見に湯船から時々出て台
所に立つ。
時間がないときには牛乳をすこし加えてコクを出してもよい、
と以前なにかで読んで一度そうしてみたことがあったけれど、
ほんとうに乳くさくなるし、熱を入れた時間の味のふくらみ
もなく、ぺっそりしていた。
お昼が終わって時計を見上げると2時をすぎていてびっくり
する。長風呂が過ぎた。
午後は、玉ねぎをじっくりと炒める(ひげの人が)。
そろそろ今月の母のご飯の支度をはじめないと。
朝は
・ブロッコリー入りの円い卵焼き スパイスハーブ入り
・栗のスウプ
・ルヴァンのパン
昼は
・白粥
・焼き麩煮
・蕪の葉の炒め物
・梅干し 切り昆布 味付け白ゴマ
夜は
・豚肉とアサリのキムチ鍋