窓の星
12月6日(木) 雨のちくもり 11/8℃
朝は暗い雨が降った。
椀の輪郭も薄められるようなどんよりした光の下で雑炊の
ある食卓の風景を撮っていると、ひげの人がペンダントラ
イトを手にして横からあたたかい色の光を加えた。
すっかり冬の食卓になった。
朝は卵雑炊に切り昆布と梅干し、昼は里芋のミルクスウプ
とパン、夜は白菜菜とお揚げの蒸し物。
夕食の支度をしていると「この季節になりましたねえ」と
ひげの人の声が聞こえたので台所からでると、蒸し物の蒸
気で窓がぼんやりとくもり街の光がそこに星を作って輝い
ていた。
ああ、この季節がやってきたんだなあ、とわたしも思う。
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昼は
・里芋のミルクスープ
里芋はじゃがいものように皮ごと茹でて皮を剥く。
半分はまるのまま、残り半分はうらごしにかけて手のひ
らで団子にする。
チキンスープに牛乳を加える(豆乳があれば白味噌仕立
てにしたいところだった)。ローリエを1枚と松の実、
まるのままの里芋を鍋に入れ中火弱の火にかける。
味付けは塩。
里芋が十分にスウプを纏ったら、里芋の団子を加えて軽
く火を通す。
仕上げに生クリームをまわしかけます。
このすばらしい里芋はアルチーナさんの。
ねっとりして、コクのあるいいお芋。
・パン
夜は
・白菜菜とお揚げの蒸し物
・八角の干物
八角は北海道ではよく食べるけれど、味噌焼きしか知
らなかった。そんな調理法だから臭みのある魚だとば
かり思っていた。けれどそんなことはなく、コクのあ
るいい味の魚だ。
・大根の奈良漬
・赤カブの甘酢漬け
・たきたてのご飯
また趣がありますね。
霧とは違った感じの。。
ごめんなさい。
お返事を。
> fusk-en25さん
そうですね。きれいだなあと見とれます。
親しい人と身を寄せ合って、食卓を囲みたくなるような、
そんな気持ちになる窓の景色だなあ、と思います