大根の葉

12月7日(金) くもり 16/7℃
「オヤジ」みたいだな、と言われて驚いたけれどそれは
田舎のじいちゃんのことだった。
ひげの人のおとうさんは、みかんの皮を乾燥させて「陳皮
、陳皮」とすり鉢であたっていたのだそう。
うちの窓際にもいま、イソギンチャクの形に開いたミカン
の皮がいくつも並んでいる。乾いたらじいちゃんと同じに
砕いて、一年、熟成させるのだ。
そうだ、去年のみかんの皮は機材室の棚でそろそろその時
を迎えているかも。
もう一つの干物は大根の葉っぱ。
そろそろいい感じ。黄色になっている部分もあるけれど、
かつてあった鎌倉の八百屋の主人の「葉は黄色くなっても
おいしく食べられます」とおっしゃった言葉を信じている
。
2011年3月11日の震災の後、ご家族の事情で店をたたんで
しまったあのギャラリーみたいな八百屋はもう再開しない
んだろうか。
生産者さんから預かった三浦大根を、棚に「展示」するよ
うに並べて作品を紹介するのと同じに「どうぞごらんにな
ってください」とおっしゃってご自分は一歩引いてらした
姿が忘れられない。
そんな八百屋ははじめてだったからそうとう驚いた。
広い窓からよい光がさしこむ、休息できる広いスペースも
取られて理想的な店だったのに、ほんとうに残念。
リュックにしょって持ち帰った葉付きのずっしりと重い三
浦大根は記憶に残る一等。築地に(今は豊洲)に入ってく
る三浦には葉はついてないし、果肉のやわらかさも甘みも
すくない。あんな三浦にまた出会いたい。
窓際で干した大根の葉っぱは青臭さが消えて甘みが強くな
っていた。黄色に枯れるとおいしいとはいえない葉物もあ
るけれど、この源助大根の葉は甘く熟成していた。
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朝は
柿
昼は
・八角の干物
・たまご納豆
・大根の葉っぱの炒め物
味付けはメギスの魚醤。どちらも石川県産。
・赤カブの甘酢漬け
・メダイと生姜の炊き込み御飯
・白菜菜の豆乳と白味噌仕立て

夜は
・宗八カレイの干物
・白菜とお揚げの蒸し物
おいしいとなると、毎日でも食べたい。
今日の白菜は築地の有機野菜屋でひげの人が買ってきた。
目安のために値段はきく。
「700円」と言った。
おどろいた。一玉ではあるけれど。小ぶりではあるけれど。
・大根の葉っぱの炒め物と納豆の卵焼き
おもいついて納豆も加えた。けれど、ひげの人はごはんに
かける以外好まないから、中心に固めるとなだらかな丘の
ような卵焼きになった。
意外にも口に合うのだそう。
・赤カブの甘酢漬け
だいぶ浸かっていい色になってきた。

京都の場末の八百屋に、
漬物用の白菜や大根を買い出しに行ったことを
思い出して。
沢庵を漬けるのに余った葉っぱで煮物をしていたことも。
窓辺の蜜柑の皮は来年まで取っとくと。
「陳皮」になるのかしら?
私は無農薬無施肥の丁寧な丁寧な農家さんからお野菜を届けていただいているのですが、そちらで先日有機蜜柑の皮を干してパウダー状にしたもたのを求めました。
でも何に使ったらいいのか悩んでいます。
ricaさんは陳皮を何に使われますか?
そういえば盛大に大根を干している景色もあまり見なくなりました。
時々窓辺に数本大根を干しているのを見ると懐かしいなあと思います。
葉の煮物はそういえば食べたことありません。
たくわん漬けの場合、大量の葉の行方が今頃になって気になっています。
一年経つと生薬としての「陳皮」になるそうです。
それまでは「みかん粉」という名前なのかなあ。
出世するみたいでおもしろいですね。
中華街だと焦げ茶色になったイソギンチャク型の陳皮もあります。
柿も入れるのですね。ほんとうに無駄にしないのですね
自然栽培の農家さんなのですね。きっと美味しいお野菜なのでしょうね。
陳皮の多くはスパイスとして使うと思います。
チャイやカレーに。
あとは中華スープでしょうか。
風邪をひいた時生薬としての働きを求めるなら、葛湯に入れることもあるかもしれません。

