どっ、ときた
5月1日(水) くもりのち雨
元号が変わった朝は、元日みたいに新しい日々がはじまる
ように感じるんだろうか、と思っていたけれど4月30日の
続き、いつもと同じだった。
お風呂にめいいっぱい水をはり、トイレ用。
台所を使うときは玄関を出て、メーター室の水道の元栓で
開け閉めをする。開けているときはシンク下の水もトクト
クと流れ出るのでバケツで受ける。すぐにいっぱいになる
ので、常に気をつける。気をつけてはいたのだけれど、ト
クトクはいつのまにかゆるやかな弧を描く噴水になってい
て、もしかするとまた下に漏れたかもしれない。
修理の人来る。とりあえず、応急処置。
ここは古い建物だから、あっちを直せばこっち、こっちを
直せばあそこ、という具合にどこかに破れが出る職人泣か
せの物件なのだそう。
原因は不完全な仕事と経年劣化。
職人さんは階下に向かっていった。
で、次はどうするといいんだろう。
時間を見て、○○さんのところへゆく。
今日くるのは保険会社の人だと思い込んでいたようで、そ
れは「○生」という会社名だからなんだけれど、○○さん
は、とてもがっかりしていた。
大きな漏水事故の経験を持つ人がいない、管理組合も経験
がない。けれど、とにかくゴールデンウィークが開けた朝
には仕事ができるようにしなければいけないのでふたたび
乏しい想像力を働かせて考え付くかぎりのことは提案して、
わたしも動く。間に人が入っているって、なんてもどかし
いんだろう。
気がつくとフロントのカウンターに思い切り乗り出してい
て恥ずかしかったな。
もうできることはないので、自転車の練習に出かけた。
まず、近所の自転車屋でタイヤに空気を入れる。
ぶしゅーぶしゅーと力をこめて入れているとリズミカルに
やりなさいとさっそく指導。ぶしゅぶしゅぶしゅぶしゅ。
よろしい。
まずは自転車を押すところから。
あちこちにぶつかったりペダルでむこう脛を擦りむいたり
した。
押しているだけなのにものすごく疲弊する。
長い橋を渡って市場近くの川沿いに下りる。
向こう岸には大型客船。
いい風が吹いてひろびろしている。
ここは練習するにはいいかもしれないな。人はそこそこい
るから恥ずかしいけれど。
300mくらい乗れた。よろよろと。
八の字のお手本を見せてくれたけれど、今日は無理。
神経がヒリヒリして、皮膚も同じくチリチリ。
それにしても、あの強面にママチャリ風の自転車は似合わ
ないな。妙に抜けて見える。
でも、今日から始められてよかった。がんばるぞー。
疲れて、ばったり。
夜中、眠れなくて布団にディスクトップを持ち込んで、ス
タンド・バイ・ミー。
ちゃんとみたのははじめて。
―――――1日のごはん
朝は
トースト 黄金柑 アヴォカド
昼は
キャベツとおじゃこのパスタ
味付けはアンチョヴィー
夜は
お好み焼き二枚
ニラと豚
キャベツと豚
ごめんなさいのお味