カレーを出したい
9月24日(木) くもりのち雨 22/18℃
少し葉っぱが落ちているけれど、夕べ、そんなに強い風は吹か
なかったのかもしれない。
玄関を開けるとぴゅ~と風が入ってきた。
足の先をこすり合わせたいくらいの冷たさだ。
ベランダの床を片付けていたら、夕べ見た映画の、唐揚げのあ
る食卓の風景が脳みそに浮かんで、ちょっとだけそのシーンを
見た。
ともちゃんが「うわあ」とうれしそうな顔をするのがいいなあ
。ともちゃんのお母さんはごはんを作れないようで、ともちゃ
んはいつも、コンビニのおにぎりを二つとインスタントのカッ
プ味噌汁を与えられていた。よほどうれしかったんだろうなあ。
いいなあ。わたしもごはんを作ってもらいたい。
監督の荻上さんのことを知りたくて、栗のサンドイッチを頬張
りながら、インタビューを読んだ。
いつも通りに窓を開けておいたら、ぴゅ~ぴゅ~風が入って来
て、ちょっと急に寒くなりすぎじゃないでしょうか。
エレベータが故障したのか、ずっと修理をしている。
夜に近い時間になっても、暗い穴に上半身を入れたままだ。
カレーを出したいな。
炒めたスパイスはたぶん、エレベーターホールまで流れて胃袋
を刺激しているはずだから「カレー食べますか?」とか言って
みたい。ヒゲの人は「やめなさい」と苦く笑っている。
この、人に食べ物やお酒を出したくてうずうずするのは、うち
の家系かもしれない。
父は人が来るととことんのませてよく潰していた。
今なら問題になるんだろうけれど、担任も赤い顔をして潰れて
いた。
飲み物くらい出したいな。
レッドブルとエスプレッソが冷蔵庫に入っているぞ。
こっそり見に行くと、もう誰もいなかった。
台風はまだ千葉沖にいるよう。
ゆっくりのタイフーン。
―――――-24日のごはん
朝は
栗サンドイッチ
ターメリックチャイ
昼は
土鍋ラーメン
急に日がさして、汗だくだくになる。
夜は
じゃがいものグリル
無水鍋にじゃがいもが半分くらい浸かるくらいの水を
注ぎ、中火にかける。途中、返しながら焦げ色をつける。
皮を剥き、熱いうちに鍋に戻し、バターと塩であえる。
ポークカレー
ごはんは玄米