写真

11月18日(金) 晴れ 18/9℃
大きなテーブルの上に本が山積みになっていて、あー、模様替え
をするのだなあ。ごそごそ家具を動かしている音がしている。誰
にも止められない幸子かあさん。
わたしはヒゲの人のお弁当を作る。
鳥しきのやきとり弁当が美味しそうで、あれは冷めて艶がなくな
っていても勢いのよい炭の炎で炙られた焦げた風味が写真から感
じられるし、それからお弁当のデザイン。焼き鳥、つくね、しし
とう、椎茸、そぼろ、うずらの卵の実質が、ぎゅうっと詰められ
て盛り上がっていて、蓋を開けたら店の暖簾をくぐったみたいな
焼き鳥弁当だ。
あんなふうなお弁当がヒゲの人は好きだと思う。あんな勢いのあ
るお弁当は作れないけれど、イメージだけ真似っこ。鶏やたまご
のそぼろをぎゅうっと詰める。
今朝インスタを見ていたら、銀座のデパートのトルコの伝統菓子
が人生で一番美味しかった!と叫んでいた女子がいたので、たか
ちゃんちのお土産はそれにした。お昼頃に行ったのだけれど、行
列ができていて、でもそんなにおいしいのならと並んで、順番が
近づいてきて菓子が目に入ってちょっとがっかりした。ちんまり
綺麗。それなのに箱がすごく目立っていて。たかちゃんも実質派
だけれど、でもちょっと味見をしてみたい。今年、ピスタチオが
流行っていたなんてこともちっとも知らなかった。というのか、
流行るってことがよくわからない。いつだっておいしいもの。
たかちゃんちの実家がある頃は、坂道の左側の歩道を歩いていた
のだけれど、今日は右側。反対から見ると知らない街のように見
える。
弁天さまにご挨拶をして、角を曲がる。
Nさんはまだいらしてなかった。
たかちゃんはマンションに移って暮らしているけれど、廊下を歩
いていると、たかちゃんちの実家の匂いがする。居間には家族の
写真がさらに増えて、思い出館みたいになっていた。
――――ごはん
朝は
果物

昼は
カレーを食べてもらう
夜はお弁当
わたしはたかちゃんの手料理。
ズッキーニの前菜がすごく美味しかった。


