ご機嫌

3月8日(土) 雨 7/2ど
寒いっ。
つま先立ちで廊下を走る。
いち にい さん しい ごお ろく
札幌の母が楕円形のテーブルの周りを腿を高く引き上げて
運動をしている。
拍手をして、一緒に数を数えていると「音小さくしてくだ
さい。うるさい」と言った。「ははは」と笑ってボリュー
ムを下げた。けれど見ていては欲しいはず。こちらをチラ
チラ見て、自慢げな顔をしている。百を終えるまで足踏み
に合わせて手を打ってニコニコ応援した。終わると椅子に
腰掛けて軽いストレッチをしている。
夕方、Sさんからラインがあった。
「鼻水すすりながら、買い物帰りです。お元気で・・・。
オレンジ色のあかりのところがさっちゃんち」
写真も添付されている。
母の部屋の灯りを見ていたらジーンとした。

Sさんありがとうございます。
母にあんな目にあって、今も母はSさんを犯人だと思って
いるのに。
どうしても思ってしまうけれど、我をなくして、受け取る
ことができたら、母はとてもしあわせになれるのに。
そこが難しいんだろうけれど。
はーるよこい はーやくこい
歌っている。
アレクサに顔を見せると、母はケタケタ笑う。
また聞こえてくる。
はーるよこい はーやくこい
顔を見せる。ケタケタ。
もう一度母は歌い、私は顔を見せて一緒にリズムを取ると母
はまた笑って「今まで冬眠していたの」と言った。
看護訪問ステーションに二つのお願いのメイルをする。
・窓際の日向ぼっこを勧めてください。
・もしも電子ロックの話が上がった時には、心配です、
と少し難色を示してください。
電子ロックは、心配事がいくつも増える。
暗証番号を忘れてしまう。なん度も変えてさらにどれかわか
らなくなってしまう。エラーが出た時の対応や。
鍵を持たずに出かけられるのは利点だけれど。
とにかく機嫌がいいのはいいことで、手羽中の骨を見せて、
「これ大好き」とぷらぷらさせて満足そうに笑っている。
今度はあそこに干し椎茸を入れて、煮るといいね。
ビタミンD。
今日の映画は
近松物語 溝口健二監督
女殺し油地獄は挫折。
どうしても合わない。
―――――――ごはん
朝ごはん
寒いけれど柑橘。
あんまり寒くて、ワンタンスープを作る。

昼ごはんはチヂミ
新玉ねぎと 春菊
今の季節は新玉ねぎが最高においしいなあ。
明日も食べたい。

粉は、小麦粉7上新粉3
ごま油は多めに敷いて焼き、裏返したら、
落とし蓋などで圧をかける。再びごま油を流してカリッと焼く。

夜ごはんは
焼き野菜
大根 長ネギ 芽キャベツ

鱈の三五八漬け
納豆卵
白菜のお味噌汁
お味噌汁は、鱈を漬けた三五八汁を加える。
とても旨みが出て、おいしかったなあ。


