3月11日

3月11日(火) 小雨 14-6
夜が明けたころ、梅の公園にゆく。
花はまだ咲いていたけれど、なんだかそっけない感じがし
て、フェロモンがおわりつつあるんだろうか。
そういえば、もう、誘われるようなあの心地のよい花の香
は漂っていなかったなあ。
帰って来ると、東京タワーの遠くに、淡い光の朝が広がっ
ていた。

今朝も母は楕円形のテーブルの周りを腿を上げて百、歩い
た。もっと腿をぐっと高く上げてゆっくり歩くのがいいけ
れど、まずは続けることが大切。百終えて拍手をすると母
は振り返ってもういいの?と言った。
ネットスーパーから2時から4時の間に食べるものが届く
よと言うと、怒らずに、素直に喜んでくれてほっとする。
この頃スーパーに注文する時は、仏花も入れてもらってい
る。母は花をとても喜ぶ。冷凍食品を冷凍庫に入れるより
前に花瓶を取りに行く。
道の向こうを、女子高生を乗せた車椅子を女子高生たちが
押してゆく。怪我でもして退院後の初登校なのかなと思っ
ていると「あれっ?また来たよ」とヒゲの人がすっとんき
ょうな声を出した。「あ。また来た」何かのまちがえのよう
に見えたけれど、授業のよう。乗せられた女子も後ろから
ついてゆく女子もレポート用紙のようなものを持っている。
次から次に車椅子の女子高生がやってくる。キャァぁああ
と梅の香りのような笑い声が上がって、歩道にうまく乗り
上げられなかった車椅子が斜めになってワイワイやってい
る。塀に追突したりもしている。その後数時間、女子高生
たちの授業は続き、先生も道に立って指導していた。黒人
の女の先生はとても人気がある。男の先生に変わると生徒
たちはしんとしている。時々、キャァぁああが聞こえて来
る。いい声だ。
梅の花のお茶をいただく。
今朝二輪いただいてきた。
甘いよい香り。それにちょっと酸っぱい。

2時26分。
お寺から鐘が聞こえてくる。
窓を開けて手を合わせる。
夕方美容室。この美容室の日は雨だ。
そうじゃなかったのは、一度だけ。
帰りに図書館に本を返し、スーパーに寄る。
今年初めての春キャベツを買う。298円。
――――――ごはん
朝ごはん
オニオンスープ
ぶどうパン

はじきごぼうと半分残ったニンジンで
ごぼうの佃煮とかき揚げを作ります。

牛蒡の佃煮は昔浅草でよく買っていた味の真似です。
酒、味醂、醤油、ざらめ糖でしっとり柔らかく炊きます。
出汁を引いた後の鰹節をオーブンでカリカリに乾燥させ
て細かくしておいて、まぶします。

昼ごはんは
ごぼうとにんじんのかき揚げそば
母の分も揚げて真空パックをします。

夜のごはん
今年初めての春きゃべつのお好み焼きは失敗です。
す。ベッタリ。
けれど焼きそばはいい具合。
焼きそば一袋に対して、豚バラ肉1枚、もやし半袋は
黄金比かも知れない。焼きそばの麺が生きる。

デザートはいちご ロイヤルクイーンという名前


